1998年「生きる力を育む教育シンポジウム」を企画立案
コーディネーター・パネリストとして活動。WEBの教育サイト「OUT」を立案。編集長業務を行う。同時に、サテライト放送番組・CS放送の教養番組で、少年犯罪・不登校・ひきもり問題、家庭教育、中高年自殺、終末期医療、児童虐待、ヤミ金融問題青少年売買春、薬物依存、人格障害、ジェンダー、宗教問題など時事問題や人間の自由と尊厳をテーマに映像制作、社会イベントのプロデューサー、パネリストとして活動。
2001年映画の企画・制作に着手
東映などの人権啓発・社会教育映画の制作のほか、斎藤環と「ひきこもり問題」をドラマ化。宮崎学、玄侑宗久、大日向雅美らと家庭問題・子育て問題の教養番組を制作。
2003年アフガン・イラク問題を取材
9.11反戦遺族会ピースフル・トゥモロウ、市民ラジオ放送局KPFK、市民新聞INDEPENDENTに取材。日本NGOグループと交流。
2005年映画「見えないライン」で格差社会の問題を描く
2006年「全国人権啓発大会徳島分科会」で、斎藤貴男とフリートーク
    人権啓発ビデオ「白紙のページ」で、2度目の教育映像祭優秀作品賞受賞
屠場を通じ、日本近代の問題点と今日の差別の実態を描く。
宮台真司をレギュラー講師とした市民シンポジウムMOVEの企画立案とミニシンポジウム「格差と教育」を実施。
   
渋谷のカフェバーにて宮台真司・鈴木寛らと「格差社会」を語る
   
慶応大学湘南藤沢キャンパスで宮台真司と「愛国心と教育」を語る
2007年東京都人権啓発企業連絡会「指導者養成セミナー」で講演
    東京都人権啓発センター「指導者研修会」で講演

いじめ問題や格差問題を通じて、日本の文化論とその課題を提起するため、交流のある識者の協力を得て、「中学生のいじめを考える」「いじめ脱却マニュアル」のいじめ関連作品を連続して制作。

2008年「虐待防止シリーズ」で幼児・児童、高齢者、配偶者虐待を新しい視点から制作
    虐待防止シリーズの「配偶者虐待」で、3度目の教育映像祭優秀作品賞受賞
    佼成学園中学高等学校保護者会で「思春期問題」講演
いじめ問題を子どもたちにわかりやすく解説した「いじめから逃げない」を制作。
「秋葉原無差別殺傷事件」から1ヶ月という早さで、事件の背景にある思春期問題の社会の無理解に警鐘を鳴らす「傷つけられる思春期」を発表。
教育新聞に「秋葉原無差別殺傷事件から学ぶこと」を寄稿。
   
思春期の心をつかむ会話術」を学陽書房より出版
   青山のライブスぺースで斎藤環と秋葉原無差別殺傷事件「社会崩壊と思春期問題」を語る。
   「ケータイ・トラブル」で携帯電話の被害防止教育DVDを制作。
2009年「経営力向上プロジェクト」東京都・東京都商工会議所・中小企業連絡会などが
    発起人となった都内中小企業の支援プロジェクト推進DVDを制作。

    雑誌プレステージファミリーの取材で思春期問題を語る。
    明光義塾保護者向け情報誌に「思春期問題解決の3つのヒント」を寄稿。
    匿名性といじめの関係を子どもたちの目線で描いた「ネットの暴力を許さない」制作
2010年自主制作作品「女性の人権シリーズ」をリリース 文部科学省選定
   自主制作作品「いじめケーススタディ」(尾木直樹解説)「私たちと政治シリーズ」をリリース
   同宗連の定期雑誌の「ただいま奮闘中」でインタビュー取材を受ける。
   徳島市立オープンスクールで「白紙のページ」上映会と京都大学の前平教授と
   パネルディスカッション
2011年東映作品「心のケアと人権 職場編・家庭編」を制作
   あいぽーと徳島人権啓発教育推進会で、作家宮崎学氏とパネルディスカッション





-その思想-

 演劇という舞台芸術から出発した秀嶋は、精神と身体、時間と空間、記憶と幻想といった、人間の意識、意識化の問題をその作品世界としている。時間の不可逆性を越えて、人間の意識下の世界を描くことが秀嶋の舞台・映像作品の究極の目標といってもよい。
 人は、連続した時間を生き、日々の体験の積み重ねによって自己を構築し、かつ認識しているといるのではなく、それは単に、自ら編集し、矮小化した記憶の上に幻想としての自己を維持しようとしているだけに過ぎず、実は日々生まれ変わり、昨日の自己と今日の自己にはなんら同一性はないというサミュエル・ベケットの反プロースト論やパシュラールの「知覚の誤謬」というスタンスに立っている。
 この視点に立てば、狭隘な経験主義や浅薄な自己同一から自由となり、生活変化や時代変化に翻弄されることはなく、集団主義や帰属意識からも解放されるというのが秀嶋の基本的な考えである。
 また、日本近代が捨象してきた、身体、身体を起源とする人間の原理的な営みを再検証し、人が生きることの原点をみつめることで、現代社会の諸問題の本質を見ようとしている。
 人は人を殺す存在であり、かつ、人は人を差別する存在であり、「私」という人間もそういう存在として「ここにある」という原理に立つことで、平和や人権といった問題に、より有効なアプローチの方法を模索、提示しようと挑戦している。そのためのツールとして、映像・舞台・イベントを位置づけ、かつ、ニーズやポテンシャルを探りながら、企業・団体・自治体の広報・販促活動の中にも、社会貢献のメッセージを拾い出し、これを形にしてきている。


次へ

TOPへ

秀嶋賢人の履歴と思想

1954年福岡市生まれ
早稲田大学在学中に劇団回り舞台を結成。卒業後アートシアター宿を拠点に公演活動を展開。
1984年東宝現代劇戯曲科に入所
藤木宏幸・増見利清・渡辺保に師事。そのかたわら俳優養成所の講師、教育映像の企画制作、CM・企業VPの制作に従事。
1988年映像企画制作会社ジャパンライムエイド社の取締役に就任
1990年秀嶋賢人事務所を開設

宝島社の出版事業、地域コンサルティング、マーケティング、映像ソフトの制作を行う。
1996年フォア・ザ・ワンプロジェクトを設立
ヒューマンドキュメント番組の制作・教育、社会問題に着手。宮台真司・尾木直樹・斎藤環・上田紀行・大日向雅美などと交流。